埼玉県春日部市粕壁3-1-19

春日部市の簡単な歴史紹介

日光街道・奥州街道は、江戸時代の五街道の一つです。粕壁宿は、江戸日本橋から数えて4番目の宿場町でした。かつて松尾芭蕉(まつおばしょう)も歩いたみちです

春日部夏祭り( 郷土の散歩道(宿場偏 )より抜粋です。

宿名主が書きとめた古文書に文政8年(1825)と文政13年(1830)の夏祭りが記録として残っています。
推定として、日光道中第4の宿場町として栄えた元禄時代と考えられる。江戸時代の祭礼は旧暦の6月に行われていました(現在は7月)。明治以降、山車・屋台・踊り舞台が催され、お神輿の渡御が町会送りで宿場内を巡業していました。
戦後しばらく中止していましたが、昭和48年、春日部市制20周年を記念し観光協会が主催して今の夏祭りパレードとして復活しました。   

現在の「春日部夏まつり」は、25基もの御輿と3台の山車が豪快に練り歩くパレードを中心に、勇壮な和太鼓の競演、華やかな流し踊りなどが行われます。
毎年、市内外からの来場者数が25万人近い夏まつりは、春日部が最も熱くなる2日間として、多くの人々に親しまれています。

2013年7月夏祭り